クリニック案内

波紋が拡がる程度の優しい指感による治療

当クリニックの特色としては、患者さまの90%が女性ということが挙げられます。
昭和5年に同地に開院し、1世紀近い歴史を持つ当クリニックですが、もともと男女比率の差はさほどありませんでした。

しかし私が継承して以来、女性患者の比率がどんどん増えました。
意図的にしたことではありませんが、私の診療スタイルにその要因があるのは間違いないと思います。
私の得意とする分野が審美治療であることが最大の要因かもしれませんが、男性というのは基本的に痛くないと歯医者へは行きません。
急患で来られて

「とりあえず痛いとこだけ治して」
とか
「とりあえず取れた詰め物・被せ物つけといて」
このような場合が多いわけです。

歯医者を修理屋だと思っている限り、一生修理は付きまとうし、そのような処置では、さらに歯の寿命は愚か、健康も損なわれてしまうので受付で丁重にお断りし、他院を紹介して差し上げるようにしています。
歯医者というものは昔から『どこか雑で、どんな治療をされているか本人は分からないし雑音と共に短時間で長期に渡る治療が当然』という診療体制が現在でもさほど変わりません。
しかし当クリニックでは、最低お一人40分の枠をとり充分に話し合いを行ってから治療を開始し、現在自分の見えないお口の中でどのような治療が行われているかを随時報告しながら行うようにしております。
女性というのはデリケートですから、治療する手の動きやアシスタントによる補助器具の扱いでもストレスをお感じになられることも多いわけで、その点においても最大限に注意するよう心がけております。
例えるなら『水滴に応える波紋のような優しい感覚』で治療を行わなければならないと思っております。
そのような診療体制が多くの女性患者さまに認められた結果であると思っております。

佐々木歯科が女性に選ばれる理由

患者さまの割合は女性が
90%

私は歯科治療にもメンズとレディースの区別をはっきりつけるべきだと考えています。
なにかと大雑把な男性は
【しっかり噛める】
ということに重点を置けば良いですが、女性の治療はそれではいけません。
仕上がりの美しさは勿論のこと、治療中においても【苦】とは無縁で、治療後においては表情筋が必ず【喜】を呈すること、つまり
『いかに快適に治療を受けられ、いかに治療後に満足できているか』
を重点的に考えた診療を行います。
それゆえ治療後メインテナンスに来られる患者さまは、当クリニックに初めて来られたあの日とは比べものにならないほど素敵になられているのです。